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利助と器のそもそものお話

器は、使ってあげることで本当の美しさを見せてくれます

「お気に入りの骨董品を手元に置いて
目を遊ばせるのは楽しいものです。
でも、昔、生活の中で生かされてきた道具たちを
いまの暮らしの中でも使えたら、
もっと楽しいものだと思いませんか?
たとえば、江戸時代の陶工たちが手塩にかけてつくった器は、
現代的なテーブルセッティングの中でとても映えるんです」

こう話すのは、わが利助オフィスの社長、前田美保恵です。

あるときは、スーツ姿で社員を叱咤激励する広告会社の代表、
そしてまたあるときは、和服を優雅に着こなす骨董屋の女将、なのです。

自然に囲まれた静かな自宅に、店を構えて二十数年。
所狭しと並ぶ器や骨董品には定評があり、
長年通ってくる常連さんも少なくありません。

時々私たちスタッフも、こだわりの器で
手料理をふるまってもらうのですが
シンプルなうどんやお茶漬けも
器がいいと、なんだかご馳走みたいで
ちょっと気分がよかったりするんです。
(あっ…味ももちろん美味しいんですよ、社長!)
「器は、そもそも生活の中で役割を担う道具。
観るだけでなく、使ってあげることで真の魅力を発揮します」

利助蔵で販売することになったのも、骨董に馴染みのない人へ
ふだんの暮らしに取り入れられる器を提案したいという
社長の想いがはじまりでした。
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